【2025年版】AviUtlのダウンロード方法ガイド【初心者必見】

AviUtlの代わりに、Movavi Video Editorを試してみましょう。

  • 動画を簡単に編集および改善
  • スタイリッシュなトランジション、タイトル、フィルタを追加
  • 動画の手ぶれ補正と逆転、サウンドの均一化など

ダウンロードボタンをクリックするとプログラムの体験版がダウンロードされます。*

AviUtlとは

編集者: Satoko Smith
5,790

AviUtlは、無料で利用できる高機能な動画編集ソフトです。軽量でありながら豊富な編集機能を備えており、カット編集やフィルターの適用、エフェクトの追加、音声調整などが可能です。Windows(Windows10・11)でのみ利用可能です。

拡張編集プラグインを導入することで、タイムライン編集やテキスト・画像の挿入といった高度な操作にも対応します。

シンプルなインターフェースと柔軟なカスタマイズ性により、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。

AviUtlのダウンロード方法

AviUtlのダウンロードは、制作者であるKENくん氏の公式サイト「AviUtlのお部屋」から可能です。他のサイトからのダウンロードは、動作不良やセキュリティ上のリスクがあるため避けましょう。

AviUtlは、次の手順でダウンロードできます。

1. 公式サイトにアクセスする

まずは、公式サイト「AviUtlのお部屋」にアクセスします。

AviUtlのお部屋

ページをスクロールすると、ダウンロードリンクが表示されます。

2. 2つのファイルをダウンロードする

公式サイトでは、次の2つのzipファイルをダウンロードします。

  • aviutl110.zip(AviUtl本体)
  • exedit92.zip(拡張編集プラグイン)

どちらもページの上部に表示されているものが最新版です。必ず最新バージョンを選びましょう。執筆時点における最新の更新日は、AviUtl本体が2019年10月3日、拡張編集プラグインが2013年7月15日です。拡張編集プラグインについては、後ほど詳しく解説します。

該当リンクをクリックした後に、画面上に広告が表示されることがあります。ここでは「閉じる」や「Close」をクリックすると、ファイルのダウンロードが開始されます。

なお、ダウンロードしたファイルは、デスクトップやダウンロードフォルダなど、後で見つけやすい場所に保存しておくと便利です。

PCにAviUtlをインストールする方法

公式サイトからAviUtl本体と拡張編集プラグインのダウンロードが完了したら、次の手順でインストールを行います。

1. zipファイルを解凍する

ダウンロードしたaviutl110.zip(AviUtl本体)とexedit92.zip(拡張編集プラグイン)のzipファイルを凍結します。

それぞれのファイルを右クリックし、「すべて展開」を選択すると、zipファイルが展開されます。

解凍後に作成されるフォルダは、デスクトップやドキュメントなど、分かりやすい場所に保存しておくと便利です。

次のような解凍ソフトを使うことでも展開可能です。

  • 7-Zip
  • WinRAP
  • Lhaplus

2. フォルダを整理する

解凍した「aviutl110」フォルダの中に、「exedit92」フォルダの全てのファイルを移動します。操作は、exedit92フォルダ内の全データをドラッグ&ドロップでaviutl110のファイル上に移すだけです。

この手順により、AviUtl本体と拡張編集プラグインが統合され、拡張機能が使えるようになります。

3. AviUtlを起動する

aviutl110」フォルダ内にある「aviutl(種類:アプリケーション)」をダブルクリックすると、AviUtlが起動します。

なお、この段階では、次のような基本機能のみが利用可能です。

  • 簡単な動画編集
  • AVI形式の入出力
  • WAV形式の音声出力

さらに高度な編集を行うには、拡張編集プラグインの設定や追加プラグインの導入が必要です。

AviUtlをもっと便利にする入力・出力プラグインの導入法

AviUtlは非常に高機能な動画編集ソフトですが、初期状態ではAVIやWAVなど最低限の形式しか扱えません。

そのため、より多くの形式を読み込んだり書き出したりするには、プラグインの導入が必要です。

ここでは、特におすすめの入力プラグイン「L-SMASH Works」と、出力プラグイン「かんたんMP4出力」について、それぞれのダウンロードおよびインストール方法を紹介します。

入力プラグイン「L-SMASH Works」の導入方法

入力プラグインにはさまざまな種類がありますが、特におすすめなのが「L-SMASH Works」です。AviUtlでMP4・MOVなどの一般的な動画形式を読み込むために欠かせません。

ここでは、AviUltプラグインの入れ方について、初心者にも分かりやすく解説します。

1.「Plugins」フォルダを作成する

まず、AviUtl本体のフォルダ「aviutl110」内に「Plugins」という名前の新しいフォルダを作成します。

このフォルダに各種プラグインのファイルをまとめておくと、管理がしやすくなります。

2.「L-SMASH Works」をダウンロードする

「L-SMASH Works」には次の2つのバージョンがあります。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったバージョンを選びましょう。初心者の方には、安定性の高いMr-Ojii版(公式版)の使用がおすすめです。

Mr-Ojii版(公式版)は、「L-SMASH Works」の元開発者であるmuken氏によるオリジナル版です。安定性に優れ、一般的な用途に最適です。公式のGithubページから最新版がダウンロードできます。AviUtl用には「L-SMASH-Works_r1151_Mr-Ojii_vimeo.zip」がおすすめです。

公式のGithubページ

RePOPn版(改造版)は、Mr-Ojii版を基にRePOPn氏が機能追加や動作最適化を加えた改造版です。一部の特殊な処理や環境に対応するなど、高度なカスタマイズが可能ですが、環境によっては動作が不安定になる可能性があるため、上級者向けです。公式サイトからダウンロードできます。

公式サイト

3. ダウンロードしたファイルを解凍する

ダウンロードしたzipファイルを凍結します。凍結方法は、AviUtlをPCにインストールする方法と同様に、ファイルを右クリックし、「すべて展開」を選択すると、zipファイルが展開されます。

または解凍ソフトでも解凍可能です。

4. ファイルを「Plugins」フォルダに移動する

解凍後に表示される次の4つのファイルを、AviUtlフォルダ内に作成した「Plugins」フォルダへ全て移動します。

  • lwcolor.auc
  • lwdumper.auf
  • lwinput.aui
  • lwmuxer.auf

これで入力プラグイン「L-SMASH Works」の配置が完了します。

5. AviUtlでプラグインを認識させる

次に、AviUtl上でプラグインを認識させる必要があります。

AviUtlを起動し、メニューから「ファイル」→「環境設定」 →「入力プラグイン優先度」を開き、L-SMASH Works File Readerが一覧に表示されているか確認します。

もし表示されない場合は、設定のどこかでミスがある可能性がありますので、もう一度手順を見直しましょう。

6. プラグインの優先度を調整する

同じファイル形式に対応する複数の入力プラグインがある場合、AviUtlは上にあるプラグインから順に適用を試みます。

「L-SMASH Works」はMP4やMOVなどに強い一方で、AVI形式などでは不安定になることがあるため、他の標準プラグインよりも優先度を下げておくことが推奨されます。

優先度の調整は、AviUtlの「ファイル」から「入力プラグイン優先度」を開き、「L-SMASH Works File Reader」を選択して「下に移動」ボタンを使えば簡単に変更できます。

これで「L-SMASH Works」プラグインの導入と設定は完了です。これにより、AviUtlでより多くの動画形式を安定して扱えるようになります。

出力プラグイン「かんたんMP4出力」の導入方法

AviUtlは初期状態ではAVI形式でしか動画を出力できませんが、「かんたんMP4出力」というプラグインを導入することで、MP4形式での高品質な出力が簡単に可能になります。次の手順に従って導入を行いましょう。

1.「かんたんMP4出力」をダウンロードする

まず、Webブラウザで「AviUtl プラグイン かんたんMP4出力」と検索し、配布サイトから最新版の「easymp4.zip」ファイルをダウンロードします。

公式サイト

保存場所は、デスクトップやダウンロードフォルダなど、すぐに見つけられる場所にするのがおすすめです。

2. zipファイルを解凍する

ダウンロードした「easymp4.zip」を右クリックし、「すべて展開」を選択して解凍します。

3. ファイルを「Plugins」フォルダに移動する

解凍すると、中に「easymp4.auo」というファイルが含まれています。このファイルをAviUtl本体フォルダ内にある「Plugins」フォルダへ移動します。

これで出力プラグイン「かんたんMP4出力」の導入が完了です。「L-SMASH Works」のような初期設定は不要で、導入後はすぐに利用可能です。

4. 出力メニューを開く

ここからは「かんたんMP4出力」でMP4形式の動画を出力する方法を紹介します。

動画編集が完了したら、上部メニューから「ファイル」→「プラグイン出力」→「かんたんMP4出力」を選択します。これでMP4形式での出力準備が整います。

5. 出力設定を調整する

表示された画面の「ビデオ圧縮」ボタンをクリックすると、画質や音質などの次の設定項目が表示されます。

  • 画質:数値が高いほど高画質になるが、ファイルサイズも大きくなる。
  • 音質:数値が高いほど高音質になるが、ファイルサイズも大きくなる。
  • ハードウェアエンコード:GPUを使用してエンコードを高速化する(対応環境のみ)。
  • リセット:設定を初期状態に戻したいときに使用する。

各項目を必要に応じて調整し、「OK」を押して設定を確定してください。

6. MP4形式で動画を出力する

保存するファイル名と保存先を指定し、「保存」を押すと出力処理が始まり、完了後に指定フォルダ内にMP4形式の動画ファイルが生成されます。

これで編集した動画がMP4形式で保存されます。

おすすめのAviUtl基本設定

AviUtlのインストールとプラグイン導入が完了したら、快適に編集作業を行うために基本設定を整えましょう。ここでは、初心者にもおすすめの初期設定を項目別にご紹介します。

環境設定の調整

まずはAviUtlの動作環境を整えましょう。

AviUtlを起動し、メニューから「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」を選択します。次の設定を見直すことで、編集中の安定性やパフォーマンスが向上します。

  • 最大画像サイズ:編集する動画の解像度に合わせて設定。フルHDの場合は「1920 × 1080」に設定する。
  • 最大フレーム数:動画の長さに応じて調整。長めの動画を扱う場合は「30000」程度が目安。
  • キャッシュサイズ:512MB〜1GB程度に増やすことで、プレビューの動作が滑らかになる。

ショートカットの設定

作業効率を上げるには、ショートカットキーの設定も欠かせません。

ファイル」→「環境設定」→「ショートカットキーの設定」を開き、よく使う機能に任意のキーを割り当てましょう。

例として、「スペースキー」に再生/一時停止を設定しておくと、スムーズに確認作業が行えます。

タイムラインの表示

編集作業を快適に進めるためには、タイムラインを表示しておくことが重要です。

上部メニューの「設定」→「拡張編集の設定」をクリックすると、「拡張編集ウィンドウ(タイムライン)」が表示されます。

このウィンドウは、位置やサイズをドラッグして自由に調整可能です。自分にとって使いやすいレイアウトに配置しましょう。

再生ウィンドウの表示

動画の編集結果をリアルタイムで確認するためには、再生ウィンドウの表示も有効です。

上部メニューの「表示」→「再生ウィンドウの表示」をクリックすると、再生用のウィンドウが開きます。

この設定を行っておくことで、編集と確認をスムーズに行うことができます。

フィルタ順序の最適化

AviUtlでは、エフェクトや補正を適切に適用するために、フィルタの順序が非常に重要です。

メニューの「設定」→「フィルタ順序の設定」→「ビデオフィルタの順序」を開いて、次のように順番を整理しましょう。

おすすめの基本フィルタ順序

  1. サイズの変更
  2. 拡張編集
  3. ノイズ除去(時間軸)
  4. ノイズ除去
  5. シャープ
  6. ぼかし
  7. クリッピング&リサイズ
  8. 緑塗りつぶし
  9. 色調補正
  10. 拡張色調補正

フィルタの種類や目的に応じて、この順序をベースにカスタマイズしていくと、より思い通りの編集結果が得られます。

各フィルタの設定確認

順序だけでなく、各フィルタのパラメータ設定も重要です。

例えば、動画の内容に応じて次のように調整すると効果的です。

  • ノイズ除去:映像にノイズが目立つ場合、「強さ」を高めに設定。
  • シャープ:映像がぼやけている場合、適度に「強さ」を上げて鮮明さを調整。

プラグイン追加後の確認

新しいプラグインを導入した際は、「フィルタ順序の設定」で正しく反映されているかを確認しましょう。順序が適切でないと効果が出ないことがあります。

基本設定を済ませることで、AviUtlの編集が快適かつ効率的になります。初心者の方はまず本ガイドを参考に設定し、徐々に自分に合った調整を加えていくとよいでしょう。

AviUtlの代替ソフトならMovavi Video Editorがおすすめ

Movavi Video Editorは、WindowsとmacOSの両方に対応しており、直感的に操作できる動画編集ソフトです。AviUtlと比べて導入手順がシンプルで、初心者でもすぐに編集作業を始められる点が魅力です。4Kといった高解像度映像の編集にも対応しており、AIによる背景の自動削除や手ぶれ補正といった便利な機能も利用できます。さらに、多彩なフィルターやエフェクトに加え、BGMやナレーションを細かく調整できる高機能な音声編集ツールも備えており、手軽に本格的な動画を制作することが可能です。

比較項目

AviUtl

Movavi Video Editor

対応OS

Windows

Windows・macOS

インストールのしやすさ

高解像度編集対応

高度な音声編集機能

AI機能(自動補正など)

フィルター・エフェクトの種類

まとめ

AviUtlは無料で高機能な動画編集ができるソフトですが、インストールや設定にはやや手間がかかります。初心者には、直感的に使えて多機能なMovavi Video Editorもおすすめです。目的やスキルに応じて、自分に合ったツールを選びましょう。

Movavi Video Editor

素晴らしいビデオを簡単に作成

*無料版のMovavi Video Editorにはビルドによっては次の制限がある場合があります:エクスポートしたクリップに透かしが入ります。ビデオをエクスポートする際にはビデオは60秒またはオーディオは1/2の長さ制限があり、一部の高度な機能は使用できません。

Movavi Video Editor

よくある質問

AviUtlはどこからダウンロードできますか?

AviUtlは、公式サイト「AviUtlのお部屋」からダウンロードできます。

ダウンロードURL

MP4形式で動画を書き出すにはどうすればいいですか?

かんたんMP4出力」プラグインをすれば、MP4形式での高品質な出力が可能になります。Pluginsフォルダに「easymp4.auo」を追加するだけで簡単に使えます。

AviUtlの代わりに使えるソフトはありますか?

AviUtlの代替ソフトとしては、Movavi Video Editorがおすすめです。WindowsとmacOSに対応し、インストールも簡単で、AI機能や高解像度編集など豊富な機能を備えています。

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